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特集1 ワークスタイルイノベーション~新しい形の働き方を創造~

わが国は少子高齢化が進んでおり、労働人口が急激に減少しています。
企業のみならず社会が持続的に成長していくためには、多様な人材がいきいきと働き、その能力を最大限に発揮する環境を整えることが欠かせません。
コムシスグループは、多様な人材、とりわけ女性が活躍する環境づくりにグループを挙げて取り組んでいます。

女性が活躍できる
コムシスグループに

急速に少子高齢化社会が進む日本では近い将来、働き手の不足やマーケットの縮小といった深刻な問題に直面すると考えられることから、多様な労働力の確保と、生産性の向上が喫緊の課題となっています。

社会インフラを設計・構築する電気通信設備工事の業界では、現場作業が多いことから、ほかの業界と比較して女性の活躍が進んでいないという状況にあります。これは、女性が新たに活躍できる場を開拓したり、女性ならではの視点によりこれまでにない仕事のやり方を開発・普及させたりするチャンスが多いといえます。

コムシスグループは、女性の活躍推進を重要課題の一つととらえています。CSRの重要課題である「4つの道しるべ」でも人財を重要テーマと位置付けており、2019年度までのグループ全体の目標として女性新規採用率20%、女性管理職率2%をベンチマークに設定し、PDCAを回しながら取り組みを積極的に進めています。全社員の意識改革をはじめ、誰もが柔軟で多様な働き方が可能な制度や仕組みづくりを進めることによって、男女を問わず社員一人ひとりが自ら活躍の場を広げ、能力を最大限に発揮できる環境づくりを目指しています。

TOPICS

コムシスグループのワークスタイルイノベーション

コムシスホールディングス

コムシスグループでは、ワークスタイルイノベーションを推進し、介護や育児のために働きたくても働くことができなかった社員が活躍できる環境の整備に取り組んでいます。業務の生産性向上と多様な人材の確保の2つを軸に進めており、フレックスタイムやテレワークの運用をはじめとする施策を通じて、多様な働き方を創出するとともに、社員の意識改革を図っています。

経営戦略としての女性活躍推進研修

日本コムシス

「経営戦略としての女性活躍推進」
研修の様子

日本コムシスでは、管理職を対象に女性の活躍推進を図る研修を実施しています。

2017年5月から開催している「経営戦略としての女性活躍推進」研修は、女性の能力を最大限活用することを重要な経営戦略として位置付け、全国約900名の管理職を対象に順次、展開しています。外部講師による講義の後、活発なディスカッションを行い、参加者からは「相手が男性でも活かせる内容だった」、「現場に女性社員を配属してほしい」など、実践的な意欲を示す感想が寄せられました。2018年2月には女性社員を部下に持つ管理職を対象に「女性社員マネジメント研修」を開催し、「女性が活躍できるための上司の役割」や、女性のライフイベント(出産・育児)と業務を並行させる際に女性が直面する課題を理解した上で、女性社員をマネジメントする際に必要となる「管理職の観点」についての理解を深めています。

女性の活躍は、本人の努力のみでは果たせません。社員一人ひとりが意識を変え、女性をはじめすべての社員が活躍できる環境になるような取り組みを今後も継続して進めていきます。

女性活躍に向けて現場での実践につながる研修を実施

多様な人材がともに働くことは、イノベーションを創出し、会社の成長発展につながります。日本コムシスでは、社員の意識改革を目的に、全国の拠点で女性活躍推進をテーマにした研修や対話会を重ねました。その結果、男性社員の意識に変化が生じ、女性社員を育成して活躍の場を広げていこうという機運が高まりました。また、PTの提言を反映して実現したテレワークやフレックスタイムの導入も、こうした取り組みの成果と考えています。この女性活躍に向けた施策を突破口として、ダイバーシティを推進していきます。

須田 憲雄
日本コムシス 人材育成部長 女性活躍推進 PTリーダー須田 憲雄

女性活躍推進プロジェクト(PT
第2期スタート

日本コムシス

日本コムシスでは、女性の活躍を全社を挙げて推進するため、女性社員だけでなく男性社員も含めたプロジェクトを発足させ、取り組みを進めています。

2016年4月に立ち上げた第1期PTでは、「採用」、「キャリア形成」、「労働時間削減」、「モチベーション向上」、「意識改革」の5つのテーマでワーキンググループによる活動を進めてきました。2017年9月にスタートした第2期PTでは、第1期からのメンバー22名に8名を加えた30名で、女性活躍推進が社内外に浸透する活動を進めています。女性社員が活躍できる環境を整備するための具体的な施策を検討するとともに、活動を通じた参加メンバーのスキル向上も図っています。

2018年2月に実施された中間発表会では、女性社員が働く施工現場を見学するとともに、本人や上司に日ごろから考えていることなどをヒアリングすることで、さまざまな現場に共通する課題が見えてきたことが報告されました。また、これまで女性の活躍が進んでこなかった要因について、男女双方の観点から分析し、コミュニケーションを通じて意識を改革していくことの重要性が指摘されました。

日本コムシスでは、女性の活躍が当たり前となることを目指し、今後もプロジェクトを推進していきます。

※ PT:プロジェクトの略。

女性活躍推進PT第2期メンバー
現場ヒアリングの様子

働き方改革・女性活躍推進
プロジェクトチーム(PT)

サンコム

サンコムでは、「すべての社員がいきいきと働ける会社」を目指し、2016年に発足した「女性活躍推進PT」を「働き方改革・女性活躍推進PT」に発展させ、2017年9月より新たな活動を進めています。これに先立って2017年4月に実施した全社員意識調査アンケートから緊急性の高いテーマを4つ抽出し、それぞれワーキンググループ(WG)を立ち上げ、38名のメンバーが中心となって取り組みを推進しています。

《意識改革WG》
「意識改革」実現に向けた具体的な取り組み策の検討をミッションに、全社員の意識改革を行い、性別の区別なく誰もが活躍できる環境を整えることをゴールに掲げています。2017年度は管理職向けの研修会を2回実施し、啓発ポスターを全社に掲示することで、サンコムとしての方針の理解促進に努めました。

《キャリアデザインWG》
キャリアの道筋を明確化するための具体的施策の検討をミッションとし、個人と組織のキャリアを明確にすることで個人のモチベーションを高め、企業の成長にもつなげることをゴールとしています。この一環として、「キャリア開発計画シート」を作成し、WGメンバー内でトライアルを実施し、運用方法などについての課題を洗い出しました。

《働き方改革WG-A(柔軟な働き方)》
育児・介護など時間の制約などのある人も働けるような制度・施策の検討をミッションに、働き方のバリエーションを増やし、柔軟に働けるようにすることをゴールとしています。2017年度は、「ワークライフバランスガイドライン 結婚・出産・育児編」を作成しました。

《働き方改革WG-B(業務効率化)》
業務改善や生産性向上のための具体的施策の検討をミッションとし、時間外労働の削減をゴールとしています。2017年度は、業務別の所要時間などを見える化するツールを作成し、優先して対応すべき課題の把握に努めました。

各WGの取り組みを推進し、社員全員の充実した働き方を実現することで、企業の持続的成長につなげていくことを目指します。

意識改革WG
キャリアデザインWG
働き方改革WG-A(柔軟な働き方)
働き方改革WG-B(業務効率化)
PT会議の様子

4つのWGを中心に女性活躍推進と
働き方改革を推進

通信建設業は、社外の施工業務と社内でのさまざまな業務が有機的に連携して事業を成長させています。さまざまなライフイベントを控えた社員がこれらの業務にチャレンジできる環境の構築が、女性活躍推進の主なテーマです。また、時間外労働の削減も喫緊の課題となっています。すべての社員があらゆる業務の効率化に向けて精力的に取り組み、スマートな業務プロセスを構築することが働き方改革のテーマです。4つのWGを中心に、解決策を具体化させるべく取り組みを継続していきます。

津田 博久
サンワコムシスエンジニアリング 総務人事部 部長津田 博久

経営トップとの対話を通じた
女性活躍推進の風土づくり

TOSYS

女性社員8名と社長の対話会

女性の活躍の場を増やすということは、単なる労働力の確保にとどまりません。 TOSYSは、社内には女性が女性らしさを生かせる職種が数多くあると考え、その力を生かすために必要な支援・取り組みの参考とするための場として、社長と女性社員の対話会」を行いました。

女性社員の代表として参加した8名からは、まず子どもを産み育てながら働くことの苦労や悩みについて話題があがり「産休・育休取得後の職場復帰やモチベーション維持への不安」や、「育児・介護で欠ける労働力をフォローする風土とシステムづくり」、新しい働き方としての「テレワークへの期待と課題」などについて経験談や意見が話し合われました。次に会社の体制や風土について「個の力に依存しすぎる組織の傾向」が問題であることや「個人面接の重要性や方法の見直し」「ステップアップを目指す人への支援」など、女性社員に限らず抱えている問題や解決策について意見が交わされました。 TOSYSでは、社員が自分らしい働き方ができる環境を整備し、ステップアップを目指す社員の意欲に応えることのできる組織づくりに努めていきます。

さらに柔軟で働きやすい職場づくりを

私の所属している写真検査センタは女性活躍の意識が浸透し、産休や育休などで発生する欠員のフォロー体制ができています。やむをえない事情で休む人を周囲がカバーしながら、うまく仕事が回っていると考えています。テレワークといった新たな働き方について、セキュリティなどクリアすべき課題もあるものの、さらに柔軟な働きやすい環境となることが期待されます。性別に関わらずいきいきと活躍できる組織の風土づくりに貢献していきたいと思います。

南波 千鶴
TOSYS NTT事業推進本部 品質工法部 写真検査センタ 主任南波 千鶴

ロールモデルの活用と
女性管理職の計画的育成

つうけん

「内定者女子会」の参加者

つうけんでは、新規採用者の募集にあたって女性の応募が少ないこと、女性社員の割合が低く、勤続年数の短い社員が多いため役職者が少ないことを課題ととらえ、二つの取り組みを推進しています。

一つ目は、ロールモデルの積極的な紹介と活用です。ロールモデルとなる女性社員にワークライフバランスについてのヒアリングを実施しているほか、大学主催の新卒採用の企業説明会でロールモデルを紹介しています。また、2018年度採用内定者の女性2名と、2017年度入社の女性社員3名、採用担当の女性社員による「内定者女子会」を開き、入社前の不安を払拭する機会を設けました。

二つ目は、管理職を目指す女性社員の計画的育成の推進です。女性社員にヒアリングを実施し、ニーズを踏まえた研修プログラムを策定しています。つうけんでは今後も、女性の活躍を後押しする取り組みを継続して推進していきます。

バランスを意識してロールモデルにふさわしい成長を続けたい

日ごろから「バランス」を意識して過ごしています。仕事と家庭・育児のバランスや、社内と社外のバランスのことであり、一つの視点にかたよらないようにすることを心掛けています。仕事ではやり方や考え方の違いに触れ、勉強になることも多く、やりがいを感じています。「このことなら岡田に聞けば解決する」という得意分野を数多く身に付けると同時に、子どもをしっかりと育て上げることが現在の目標です。ロールモデルにふさわしいよう、自分自身も成長を続けていきたいです。

岡田 麻美
つうけん 道央事業部 営業部岡田 麻美
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